前回W杯ドイツ大会の初戦。日本は終了間際に立て続けに失点を喫してオーストラリアに逆転負けを喫した。この日も終盤はパワープレーを仕掛けてきたカメルーンの反攻に遭った。
だが、中沢は「(4年前のことは)よぎらなかった」と言い切った。結果が出てなかった最近の強化試合だが、守備面での安定感には自信を持っていたからだ。
闘莉王も「(中沢)佑二さんといい距離を保ちながら、最後まで守りきれた。1人が競って1人がカバーする。そういう約束が生かせた」と胸を張った。
身体能力の高いカメルーン選手に競り負けても、周囲の選手がこぼれ球をきっちりと拾う。侵入してきた相手には、数人がかりで挟み込んでボールを奪う。徹底して取り組んできたことが、大一番で奏功した。
「守備は最後まで集中を切らさなかった」と岡田監督。川島は「危ない場面でしっかり対応できた」と強調した。
中沢は満足げに言った。「1−0で内容は良くないと言われるかもしれないが、勝ちは勝ち」
結果が重要なW杯。その言葉こそ“鉄則”だ。(北川信行)
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